インターセクショナリティの批判的社会理論
著者
書誌事項
インターセクショナリティの批判的社会理論
勁草書房, 2024.6
- タイトル別名
-
Intersectionality as critical social theory
- タイトル読み
-
インターセクショナリティ ノ ヒハンテキ シャカイ リロン
大学図書館所蔵 件 / 全55件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
原著 (Duke University Press, 2019) の全訳
その他の訳者: 松坂裕晃, 佐原彩子, 藤浪海
参考文献: 巻末p7-26
索引: 巻末p2-6
内容説明・目次
内容説明
現代の社会的不平等を分析するうえで、人種、階級、ジェンダーなどへの交差的視座は欠かせない。だが、批判的社会理論としてのインターセクショナリティはいまだ形成途上にある―。フランクフルト学派からブラックフェミニズム思想まで、様々な理論的伝統との対話を通し、その内容・認知構造、中核となる概念や指針を明らかにする。2023年バーグルエン哲学・文化賞を受賞した社会学者コリンズの主著にして、交差性論の可能性を切り拓く重要文献の初訳。
目次
- 第1部 問題の枠組みをつくる―インターセクショナリティと批判的社会理論(批判的探究としてのインターセクショナリティ;批判的社会理論の何が批判的か)
- 第2部 権力はいかに重要か―インターセクショナリティとの知的抵抗(インターセクショナリティと抵抗知のプロジェクト;インターセクショナリティと認識的抵抗)
- 第3部 インターセクショナリティを理論化する―知る方法としての社会的行為(インターセクショナリティ、経験、コミュニティ;インターセクショナリティと自由をめぐる問い)
- 第4部 インターセクショナリティの批判の鋭さを研ぎ澄ます(インターセクショナリティの中の関係性;社会正義のないインターセクショナリティ?)
「BOOKデータベース」 より