書誌事項

インターセクショナリティの批判的社会理論

パトリシア・ヒル・コリンズ著 ; 湯川やよい [ほか] 訳

勁草書房, 2024.6

タイトル別名

Intersectionality as critical social theory

タイトル読み

インターセクショナリティ ノ ヒハンテキ シャカイ リロン

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注記

原著 (Duke University Press, 2019) の全訳

その他の訳者: 松坂裕晃, 佐原彩子, 藤浪海

参考文献: 巻末p7-26

索引: 巻末p2-6

内容説明・目次

内容説明

現代の社会的不平等を分析するうえで、人種、階級、ジェンダーなどへの交差的視座は欠かせない。だが、批判的社会理論としてのインターセクショナリティはいまだ形成途上にある―。フランクフルト学派からブラックフェミニズム思想まで、様々な理論的伝統との対話を通し、その内容・認知構造、中核となる概念や指針を明らかにする。2023年バーグルエン哲学・文化賞を受賞した社会学者コリンズの主著にして、交差性論の可能性を切り拓く重要文献の初訳。

目次

  • 第1部 問題の枠組みをつくる―インターセクショナリティと批判的社会理論(批判的探究としてのインターセクショナリティ;批判的社会理論の何が批判的か)
  • 第2部 権力はいかに重要か―インターセクショナリティとの知的抵抗(インターセクショナリティと抵抗知のプロジェクト;インターセクショナリティと認識的抵抗)
  • 第3部 インターセクショナリティを理論化する―知る方法としての社会的行為(インターセクショナリティ、経験、コミュニティ;インターセクショナリティと自由をめぐる問い)
  • 第4部 インターセクショナリティの批判の鋭さを研ぎ澄ます(インターセクショナリティの中の関係性;社会正義のないインターセクショナリティ?)

「BOOKデータベース」 より

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