ジェンダーとLGBTQの哲学
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ジェンダーとLGBTQの哲学
(未来世界を哲学する / 《未来世界を哲学する》編集委員会編, 第5巻)
丸善出版, 2024.6
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ジェンダー ト LGBTQ ノ テツガク
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ジェンダーとLGBTQの哲学
2024.6.
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ジェンダーとLGBTQの哲学
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Note
その他の著者: 佐藤邦政, 高松里江, 稲垣惠一
その他の著者「高松」の「高」は「梯子高(はしごだか)」の置き換え
引用・参照文献: p173-180
Contents of Works
- ジェンダーが問い直す哲学 : 「尊重し合う愛」は可能か / 小手川正二郎著
- ジェンダーをめぐる認識的不正義 : マスメディアの企業風土と組織の証言的不正義 / 佐藤邦政著
- 性差をめぐる科学研究の落とし穴 : 統計学をいかに使いこなすか / 高松里江著
- LGBTQの人々が「自分らしく生きる」ということ : 性のポリティクスから多様性の哲学へ / 稲垣惠一著
Description and Table of Contents
Description
ボーヴォワールが『第二の性』で新しい概念の登場を予感させて以降、20世紀の哲学はジェンダー論の展開・受容に大きく舵を切った。だがなお、私たちの認識にはジェンダーをめぐる不正義があり、学問にも性差別が残っている。こうした問題は思想・実践の力によって少しずつ解決されてはいるものの、20世紀には表在していなかったLGBTQという観点によって、よりいっそう複雑化している。性の多様性に対して哲学は何を言えるのか。これは21世紀の重要な問いのひとつである。
Table of Contents
- 第1章 ジェンダーが問い直す哲学―「尊重しあう愛」は可能か(哲学とジェンダー;身体;愛)
- 第2章 ジェンダーをめぐる認識的不正義―マスメディアの企業風土と組織の証言的不正義(個人が犯す証言的不正義;組織が犯す証言的不正義 ほか)
- 第3章 性差をめぐる科学研究の落とし穴―統計学をいかに使いこなすか(能力に性差はあるか?算数・数学のテストを例に;統計学と心理学 ほか)
- 第4章 LGBTQの人々が「自分らしく生きる」ということ―性のポリティクスから多様性の哲学へ(不可視化された差別と生きづらさ;差別を助長しかねない?―LGBT法 ほか)
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