書誌事項

日本人

柳田國男編

(ちくま学芸文庫, [ヤ2-2])

筑摩書房, 2024.7

タイトル別名

日本人

タイトル読み

ニホンジン

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注記

巻末に「本書は毎日新聞社から1954年に刊行された『日本人』(毎日ライブラリー)を文庫化したもの」とあり

シリーズ番号はブックジャケットによる

収録内容

  • 日本人とは / 柳田國男著
  • 伝承の見方・考え方 / 萩原龍夫著
  • 家の観念 / 柳田國男著
  • 郷土を愛する心 / 堀一郎著
  • 日本人の生活の秩序 / 直江広治著
  • 日本人の共同意識 / 最上孝敬著
  • 日本人の表現力 / 大藤時彦著
  • 日本人の権威観 / 和歌森太郎著
  • 文化の受けとり方 / 萩原龍夫著
  • 不安と希望 / 堀一郎著
  • 「日本人」座談会 / 柳田國男, 大藤時彦, 和歌森太郎 [ほか] 述

内容説明・目次

内容説明

日本各地の伝統行事や習俗、伝承を集めるのが目的と思われがちな民俗学。しかし民俗学の父・柳田國男が目指したのは、民俗調査によって日本人の国民性を形成したものを明らかにし、現在起きている問題を解決する一助とすることだった。官僚として人生のキャリアをスタートさせた柳田は「なぜ選挙のたびに不正が行われるのか」という問題意識を常に持っていた。柳田は現前の疑問に答えるべく自らの学を展開していく中で、その原因となるオヤカタ・コカタなどの民間習俗に辿り着く。柳田が「世相解説の学」「経世済民の学」と定義した民俗学の立ち位地を鮮明に示す日本人論の白眉。

目次

  • 1 日本人とは
  • 2 伝承の見方・考え方
  • 3 家の観念
  • 4 郷土を愛する心
  • 5 日本人の生活の秩序
  • 6 日本人の共同意識
  • 7 日本人の表現力
  • 8 日本人の権威観
  • 9 文化の受けとり方
  • 10 不安と希望
  • 「日本人」座談会

「BOOKデータベース」 より

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