国家はなぜ存在するのか : ヘーゲル「法哲学」入門

書誌事項

国家はなぜ存在するのか : ヘーゲル「法哲学」入門

大河内泰樹著

(NHKブックス, 1286)

NHK出版, 2024.7

タイトル別名

国家はなぜ存在するのか : ヘーゲル法哲学入門

タイトル読み

コッカ ワ ナゼ ソンザイ スルノカ : ヘーゲル「ホウテツガク」ニュウモン

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注記

参考文献: p244-254

内容説明・目次

内容説明

西洋哲学史上、最も難解とされる『法の哲学』はなぜ書かれたか。本書では、『精神現象学』と並ぶ知の巨人ヘーゲルの代表作を、「ポリツァイ」「コルポラツィオン」概念から読み解くことで、彼が見た市民社会の限界と、そこで理想とした国家の姿に迫る。なぜ私たちは、「法」を通じて「自由」になるのか。個人の自由を守りながら、公共性を復活させ、普遍的な幸福を実現させる方法はあるのか。そのことと、「人倫」の関係とは。批判や誤解のあるヘーゲル「法哲学」を現代的視点で捉え直し、そこから積極的意義を鮮やかに取り出した画期的入門書!

目次

  • 序章 ヘーゲルの死と国家
  • 第1章 『法の哲学』から見えてくること
  • 第2章 市民社会の限界とは
  • 第3章 公共性をいかに復活させるか
  • 第4章 国家は何のために存在するのか
  • 第5章 ヘーゲルの民主主義論と、その問題

「BOOKデータベース」 より

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