人間の本性を考える : 心は「空白の石版」か

Bibliographic Information

人間の本性を考える : 心は「空白の石版」か

スティーブン・ピンカー著 ; 山下篤子訳

(ちくま学芸文庫, ヒ15-4)

筑摩書房, 2025.2

Other Title

The blank slate : the modern denial of human nature

人間の本性を考える : 心は空白の石版か

Title Transcription

ニンゲン ノ ホンセイ オ カンガエル : ココロ ワ クウハク ノ セキバン カ

Available at  / 74 libraries

Note

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

原タイトル: The blank slate

参考文献: p592-643

NHKブックス (2004年8-9月) に「2016年版へのあとがき」と人名索引を追加して文庫化

Description and Table of Contents

Description

人間とはどのような存在なのか、人間がもつとされる「心」とはいかなるものか。もし、すべては環境によって規定されるというならば、人間らしさをめぐるあらゆる探究は無に帰するだろう。そうした人間性をめぐる不毛な対立を乗り越え、それぞれの人間が生まれながらにして兼ね備えた多様性や差異を認めていくこと、そこからしかよりよい世界は生まれないはずだ―。政治、暴力、不平等、ジェンダー、子育て、芸術など多様なトピックを取り上げつつ、本書でピンカーはこう訴えかける。人間本性という永遠の謎に真っ向勝負を挑んだ快著に、「2016年版へのあとがき」を新たに訳出した決定版。

Table of Contents

  • 4 汝自身を知れ―心の設計仕様書(人は世界とふれあう―相対主義の誤謬;直観とその限界;苦しみの根源はどこにあるのか;殊勝ぶった動物―道徳感覚の危うさについて)
  • 5 五つのホットな問題―人間の本性から見る(政治―イデオロギー的対立の背景;暴力の起源―「高貴な野蛮人」神話を超えて;ジェンダー―なぜ男はレイプをするのか;子育て―「生まれか育ちか」論争の終焉;芸術―再生への途をさぐる)
  • 6 種の声―五つの文学作品から

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