書誌事項

フロイトとユング

ロバート・S・スティール [著] ; 久米博, 下田節夫訳

紀伊國屋書店, 1986.2-1986.5

タイトル別名

Freud and Jung : conflicts of interpretation

タイトル読み

フロイト ト ユング

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注記

文献目録: 各巻巻末

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784314004589

内容説明

フロイトとユングの学説がそれぞれの実人生から大きな影響を受けているのはよく知られており,2人の理論を検討するには彼らの生涯を詳細にたどることが土台となる。本書は彼らの人生と学説との関係の中から,フロイトの精神分析が,ユングの分析心理学,そして両者のちがいがいかに生まれたのかをえがき出し,2人の本質的な不一致点を明らかにする力作である。上巻は,それぞれの幼年時代から,彼らが初めて会見するまでを追う。何人かの師への傾倒を経て,独自の体系を築き精神分析をうちたてるフロイト。自己の理論を育てながらも,フロイトへの支持を強めていくユング。やがて2人の間に手紙による交友が始まる…。

目次

  • 解釈学、歴史、伝記的物語
  • 回想
  • ヨゼフ・ブロイアー—フロイトの最後の父
  • 処女分析
  • 失われた全体の物語—精神分析的物語
  • 妥協と昇進—ユングの初期の経歴
巻冊次

下 ISBN 9784314004626

内容説明

連帯〜決裂の人間的ドラマ。師弟・協力者から非難しあう対立者へ—不幸な分岐はどうして起こったか? 2大巨人の理論的対立の核心を明らかにして、両者の総合をめざし心理学の新たな発展への道を提示する。

目次

  • 第7章 連帯の絆—協力と不和
  • 第8章 決裂とその結果
  • 第9章 元型的ヴィジョンと分析心理学
  • 第10章 解釈の葛藤
  • 第11章 解釈学と解釈心理学

「BOOKデータベース」 より

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