Bibliographic Information

インドの共産主義と民族主義 : M.N.ローイとコミンテルン

J.P.ヘイスコックス著 ; 中村平治, 内藤雅雄訳

(岩波現代選書, 113)

岩波書店, 1986.10

Other Title

Communism and nationalism in India : M.N. Roy and Comintern policy, 1920-1939

Title Transcription

インド ノ キョウサン シュギ ト ミンゾク シュギ : M. N. ローイ ト コミンテルン

Available at  / 166 libraries

Description and Table of Contents

Description

インドの共産主義者M.N.ローイの名声は高いが、その思想と行動は充分には紹介されていない。本書は、コミンテルン第2回大会での「民族・植民地問題についての補足テーゼ」にみられるレーニンとの論争、「脱植民地化論」における政治的抑圧と経済的譲歩の関連の分析、植民地支配打倒のための「二重政権論」などの理論的諸問題と、ローイの多彩な活動を跡づける、インドのみならず第三世界の共産主義と民族主義の問題を考える上で、多くの示唆を与えよう。

Table of Contents

  • 第1章 コミンテルン第2回大会
  • 第2章 黎明期のインド共産主義
  • 第3章 共産党と労農党
  • 第4章 中国のエピソード
  • 第5章 インド政治の急進化
  • 第6章 コミンテルン第6回大会
  • 第7章 インドにおける共産主義の退潮
  • 第8章 インドにおけるローイ主義の基盤
  • 第9章 左翼の統一とインド民族運動
  • 第10章 民族主義と社会主義
  • 第11章 20世紀のジャコバン主義

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

  • NCID
    BN00510567
  • ISBN
    • 4000047825
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    xi, 299, 61p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
Page Top