ルネサンスの異教秘儀
著者
書誌事項
ルネサンスの異教秘儀
晶文社, 1986.12
- タイトル別名
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Pagan mysteries in the Renaissance
- タイトル読み
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ルネサンス ノ イキョウ ヒギ
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内容説明・目次
内容説明
本書の主な狙いは、違大なルネサンスの芸術作品を解明していくことにある。時代を超え圧倒的な力で語りかけてくるルネサンスの絵には、隠喩を使って意図的にヴェールで覆い、わかりにくくしたものがある。そうした絵には、手ほどきが是非とも必要なのである。ルネサンス芸術に秘められたネオプラトニズムの発掘。ヴァールブルク学派の碩学が、ボッティチェルリらの作品の最深部に古代の生命を読み解く。
目次
- 秘儀の言語
- 詩的神学
- セネカの3美神
- ピコ・デルラ・ミランドラのメダイヨン
- オルフェウスと盲目の愛・賛美
- 徳と快楽の和解
- 「成熟こそすべて」
- ポッティチェルリの『プリマヴェーラ』
- ヴィーナスの誕生
- 聖愛と俗愛
- 死の神としてのアモール
- 皮を剥がれたマルシュアス
- ミケランジェロのバッカス的秘儀
- パンとプロテウス
- 隠れたる神
- 方法をめぐる省察
- 補遺 イタリアにおけるクザーヌス
- 異教にみられる三位一体の痕跡
- 輪廻に関するベッサリオンの手紙
- セラピスの三位一体
- アフロディーテの貝殻
- ガフリウスと天体の調和
- 「パリスの審判」に表された愛と争い
- ヴェロネーゼによる愛の連作
- 「思慮」の息子ポロス—オルフェウス的「夜の思慮」のためのノート
「BOOKデータベース」 より