パリの憂愁
著者
書誌事項
パリの憂愁
(岩波文庫, 赤(32)-537-2,
岩波書店, 1966.1
改版
- タイトル別名
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Le spleen de Paris : les petits poëmes en prose
パリの憂欝
- タイトル読み
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パリ ノ ユウシュウ
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注記
"Le spleen de Paris" (1869) の翻訳
一般に「パリの憂欝」と翻訳されることも多い。
ボードレールの肖像あり
内容説明・目次
内容説明
晩年のボードレールが、年老いた香具師や寡婦たち、群衆や狂人や貧乏人たちを、また永久に変わることのない「蟻のように人の群れる都会」パリの風物をうたった詩50篇。韻律も脚韻もないが充分に音楽的であるような詩、すなわち散文詩という新たなジャンルを切り拓き、マラルメ、ランボーなどのフランス散文詩の出発点となった。
目次
- 異邦人
- 老婆の絶望
- 芸術家の告白誦
- おどけ者
- 二重の部屋
- 人はみな幻想を
- 道化と美神と
- 犬と香水壜と
- 不都合な硝子屋
- 午前一時に〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より