書誌事項

テレーズ・ラカン

エミール・ゾラ作 ; 小林正訳

(岩波文庫, 赤-1173-1174, 6880-6883, 赤(32)-544-3, 赤(32)-544-4)

岩波書店, 1966.9-1968.5

タイトル別名

Thérèse Raquin

テレーズラカン

タイトル読み

テレーズ ラカン

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注記

原書 Thérèse Raquin (1867) の翻訳

Thérèse Raquin (Paris : Flammarion, 1887?) を底本とし、F. Bernouard版全集の1巻を参考としたもの

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784003254431

内容説明

湿っぽく薄汚れたパリの裏街。活気のない単調な日々の暮しに満足しきっている夫と義母。テレーズにとって息のつまるような毎日だが、逃れる術とてなかった。だが彼女の血にひそむ情熱の炎はそのはけ口を見出せぬまま、ますます暗い輝きを増してゆくのだった。そうしたある日、はじめて出会った夫の友人ローランにテレーズのまなざしは燃える。
巻冊次

下 ISBN 9784003254448

内容説明

肉欲のとりことなったローランとテレーズは秘かにテレーズの夫を殺して事故死にみせかけた。やがて二人は待ちのぞんだ結婚の日をむかえるが、その夜…。自然主義作家としての出発点となった作品。著者は「外科医は死体に対して解剖学上の作業を行なうが、私はこの作業を二つの生体に対して行なったにすぎない」と言っている。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN01011449
  • ISBN
    • 9784003254431
    • 9784003254448
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    fre
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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