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ヒトラーを生んだ国

八田恭昌著

(新潮選書)

新潮社, 1986.6

タイトル読み

ヒトラー オ ウンダ クニ

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参考文献一覧: 巻末

内容説明・目次

内容説明

進歩的なワイマール体制からなぜナチスの悪夢は起ったか。オカルト集団「宇宙派」の跳梁、黒魔術のひそかな流行、女人禁制の秘密結社の勃興、反ユダヤ主義に直結する血の思想の提唱、そして民主主義の決定的不人気—ワイマール共和国のドブ板をはがすと、そこにはナチスを招き寄せる情念が黒々と横たわっていた。遅れてきた先進工業国ドイツを、二度までも大戦へと駆りたてた精神的背景とは何か。ドイツ史のなかで殆んど紹介されなかった大衆風俗を視野に収めつつ、近代史の絶対疑問に挑戦する。

目次

  • 第1章 日本人のなかのドイツ
  • 第2章 古典派ユマニスト—社交と柔軟性の哲学
  • 第3章 ドイツ・ローマン派の孤独と超俗
  • 第4章 ドイツ近代化のひずみ
  • 第5章 理想国家ワイマルのネガ
  • 第6章 ヒトラーを用意した思想
  • 第7章 通商国家をささえるために

「BOOKデータベース」 より

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