太陽黒点が語る文明史 : 「小氷河期」と近代の成立

Author(s)

• 桜井, 邦朋 サクライ, クニトモ

Bibliographic Information

太陽黒点が語る文明史 : 「小氷河期」と近代の成立

桜井邦朋著

（中公新書, 845）

中央公論社, 1987.7

Title Transcription

タイヨウ コクテン ガ カタル ブンメイシ : ショウヒョウガキ ト キンダイ ノ セイリツ

Access to Electronic Resource 1 items

• 太陽黒点が語る文明史 : 「小氷河期」と近代の成立

  1987

  NDL Digital Collections

  Limited

Note

文献:p179

Description and Table of Contents

Description

太陽表面から黒点が消え去った。１７〜１８世紀のことである。地上では経済活動が停滞し、ペストが猖獗をきわめた後、宗教改革が起こり、ルネサンスが始まり、科学革命が進んでいた。両者に関連はないだろうか？この時期の地球が「小氷河期」にあったことに着目した筆者は古記録、絵画などを渉猟し、古代の観察記録から最新の宇宙物理学の成果までを総合して、太陽活動が気候大変動を介して「近代」文明をもたらしたことを解明する。

Table of Contents

• １　「小氷河期」の起源と発達
• ２　太陽の無黒点期と「マウンダー極小期」
• ３　太陽活動と近代文明
• ４　科学革命の時代（デカルトとパスカル；ガリレオの『太陽黒点論』；ニュートンとペスト）
• ５　歴史時代の太陽活動
• ６　太陽と気候
• ７　太陽は変わる
• ８　「小氷河期」と「核の冬」
• ９　太陽の未来

by "BOOK database"

Details

• NCID: BN01238003
• ISBN:
  • 4121008456
• Country Code: ja
• Title Language Code: jpn
• Text Language Code: jpn
• Place of Publication: 東京
• Pages/Volumes: iii, 179p
• Size: 18cm
• Classification:
  • NDC8 : 444.4
• Subject Headings:
  • BSH : 太陽黒点
• Parent Bibliography ID:
  • BN00119290