延長された表現型 : 自然淘汰の単位としての遺伝子
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書誌事項
延長された表現型 : 自然淘汰の単位としての遺伝子
紀伊国屋書店, 1987.7
- タイトル別名
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The extended phenotype : the gene as the unit of selection
- タイトル読み
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エンチョウ サレタ ヒョウゲンケイ : シゼン トウタ ノ タンイ トシテノ イデンシ
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注記
参考文献: p520-539
事項索引, 人名索引: 巻末
原著 (Oxford : Freeman, c1982) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
進化論といえば、まず問題になるのが、適応とか自然淘汰という概念である。一体誰にとっての適応であり、誰にとっての自然淘汰か。ここでドーキンスは、従来の常識に反し、革命的な主張をする—それは、自己複製子としての資格をもった利己遺伝子である、その意味では、生物個体はヴィークル(乗物)にすぎない、と。知的興奮を呼び起すスリリングな科学読物。
目次
- 1 ネッカー・キューブとバッファロー
- 2 遺伝的決定論と遺伝子淘汰論
- 3 完全化に対する拘束
- 4 軍拡競争と操作
- 5 生殖系列の能動的な自己複製子
- 6 生物体と集団とミーム—何が自己複製子で、何がヴィークルか?
- 7 利己的狩りバチか利己的戦略か?
- 8 無法者遺伝子と変更遺伝子
- 9 利己的DNAと跳躍遺伝子とラマルク騒動
- 10 「適応度狩り」—五つの苦悩
- 11 動物のよる造作物の遺伝的進化
- 12 寄生者遺伝子の効果としての寄主表現型
- 13 遠隔作用
- 14 生物体を再発見する
「BOOKデータベース」 より