本質的緊張 : 科学における伝統と革新
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本質的緊張 : 科学における伝統と革新
みすず書房, 1987.9-1992.7
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- タイトル別名
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The essential tension : selected studies in scientific tradition and change
- タイトル読み
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ホンシツテキ キンチョウ : カガク ニオケル デントウ ト カクシン
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注記
原著 (Chicago ; London : University Chicago Press, 1977)の全訳
索引:第2巻巻末
内容説明・目次
- 巻冊次
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1 ISBN 9784622016915
内容説明
本書は『科学革命の構造』前後(1959‐76)に書かれたクーンの論文集である。「パラダイム」概念のひとり歩きとは別に、科学と歴史、科学史・科学哲学・科学社会学などを論じながら、クーンはつねに歴史と集団との関係でみずからとその学問の意味をラディカルにとらえ返している。今後の科学史研究への方途をしめすとともに、現在の学問状況への真摯な批判の書であろう。
目次
第1部 クーン科学史論集(科学史と科学哲学の関係;科学の発達における原因の諸概念;物理科学の発達における数学的伝統と実験的伝統;同時発見の一例としてのエネルギー保存;科学史;科学史と歴史の関係)
- 巻冊次
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2 ISBN 9784622016922
内容説明
カール・ポパーとの論争など、科学哲学への刺激あふれる提言。「パラダイム再考」を始めとする8章は、著者の思想的・実践的営為の真姿を余すところなく伝える。
目次
第2部 クーン科学哲学論集(科学上の発見の歴史構造;近代物理科学における測定の機能;本質的緊張—科学研究における伝統と革新;思考実験の機能;発見の論理か探究の心理か;パラダイム再考;客観性、価値判断、理論選択;科学と芸術の関係について)
「BOOKデータベース」 より