ホメオスタシスの謎 : 生命現象のゆらぎをさぐる
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ホメオスタシスの謎 : 生命現象のゆらぎをさぐる
(ブルーバックス, B-694)
講談社, 1987.7
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ホメオスタシス ノ ナゾ : セイメイ ゲンショウ ノ ユラギ オ サグル
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文献: p213
内容説明・目次
内容説明
食べものはちがっても、人の血液の組成は常に一定に近くほとんど変化しない。このように、ある基準を常に保とうという生命の回復現象が、「恒常性の維持—ホメオスタシス」である。このホメオスタシスは、生理的レベルだけではなく、個体さらには集団レベルの社会現象にもみられ、環境の変化を見越して予見的に働いたり、種の維持に働く大きなスケールのものもある。生物のもつ多様性とゆらぎは、単なる変動ではなく、安定性を求める生物のたくましい生存のあかしにほかならない。
目次
- 1 ゆらぐ地球の表面
- 2 ゆらぐ生きものたち
- 3 形の融通性と安定性
- 4 変色する動物たち
- 5 体温調節の進化と多様性
- 6 種は繁殖の多様性で守られる
- 7 光と温度—その相互融通性
「BOOKデータベース」 より