バロック的理性と女性原理 : ボードレールからベンヤミンへ

書誌事項

バロック的理性と女性原理 : ボードレールからベンヤミンへ

クリスティーヌ・ビュシ=グリュックスマン著 ; 杉本紀子訳

(バロック・コレクション, 2)

筑摩書房, 1987.12

タイトル別名

La raison baroque : de Baudelaire à Benjamim

タイトル読み

バロックテキ リセイ ト ジョセイ ゲンリ : ボードレール カラ ベンヤミン エ

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内容説明・目次

内容説明

ボードレールからベンヤミンへひきつがれたもうひとつの近代、それは「進歩」に対立し、世界を細切れの断片へ解体するバロック的理性である。サロメの神話的暴力が開示する歴史の亀裂へ読者を導く新しいバロック論。

目次

  • 現代的なるものの考古学(天使の空間;バロック的空間;ボードレール的空間;エクリチュールの空間)
  • 女性的なるもののユートピア(カタストロフィー派のユートピア;人間学的ユートピア;侵犯的ユートピア;補足・他者性のウィーン的形象)
  • バロック的理性(他者性の美学;サロメ;現代的なるものの舞台そしてメドゥーサの眼差し)

「BOOKデータベース」 より

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