明治の思想と文化
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明治の思想と文化
(大久保利謙歴史著作集 / 大久保利謙著, 6)
吉川弘文館, 1988.2
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メイジ ノ シソウ ト ブンカ
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内容説明・目次
内容説明
本巻は、幕末の西洋文化の受容を前提に明治初年から明治中期までの思想と文化を主たる対象とする。文明開化の諸相と明六社の考察にはじまり、福沢諭吉や西周、陸羯南らの思想と行動をそれぞれの時代や人的関連の中で多面的に論究している。さらに著者の独壇場ともいうべき手法による博物館事業ことはじめと国立公文書館設立経過についての論考を含む。
目次
- 1 近代思想の形成と教育政策の展開
- 2 維新前後における西洋文化導入の問題
- 3 明治初期文化史上における静岡—静岡の明治文化
- 4 文明開化
- 5 新修明六社考
- 6 加藤弘之の手沢本—『人権新説』参考書の一つ
- 7 福沢諭吉と明治初期の学界—とくに明六社と東京学士会院を中心として
- 8 東京学士会院の創設と福沢諭吉
- 9 西周の歴史観—「百学連環」における歴史の問題
- 10 西周の軍部論—明治軍部成立の思想的裏づけ
- 11 「忠節」という軍人徳目の成立過程—西周の「軍人勅諭」草案の紹介
- 12 陸羯南の思想とその立場—特にその帝国主義観について
- 13 本邦博物館事業創業史考
- 14 総理府における国立公文書館設立計画の由来と現況
「BOOKデータベース」 より