とはずがたり
著者
書誌事項
とはずがたり
(講談社学術文庫, [795,
講談社, 1987.7-1987.8
- 上
- 下
- タイトル別名
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とはずがたり : 全訳注
- タイトル読み
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トワズガタリ
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とはずがたり (上 (巻一・巻二))
1987
限定公開 -
とはずがたり (上 (巻一・巻二))
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限定公開
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注記
上: 巻一・巻二 ; 年譜: p422-429
下: 巻三・巻四・巻五 ; 年譜: p454-471
シリーズ番号の記述はカバーによる
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784061587953
内容説明
鎌倉時代前期、武家階級に活力ある政権を奪われた京都では、古来の政治・経済の基盤を失いかけた貴族たちは退廃的な生活にひたっていた。この風潮の中で、家柄と容色と才智にめぐまれた、久我雅忠の女がその異常な生涯を自らの手で記したのが『とはずがたり』である。14歳の春、無理に後深草院の後宮にされて一皇子を生みながら、複数の男性とも愛欲の生活を続ける大胆・奔放な生き方、体験を露骨に記述する文学史上特異な作品。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784061587960
内容説明
後深草院の特異な愛情のもとに寵遇されながら、西園寺実兼・法助法親王らとの愛欲生活を綴った上巻から一転し、下巻は作者後半生の、女性として稀有な長途の旅を記す。宮廷生活に訣別して出家した作者二条は西行の修行を慕い、鎌倉をめざす東海道の旅を手始めに、信濃・奈良・伊勢・また中国路など、当時の貴族女性としては驚異的な規模で諸国を遍歴する。『蜻蛉日記』をしのぐ個性と凄絶な迫力あふれる、注目すべき女流文学作品。
「BOOKデータベース」 より