畑作文化の誕生 : 縄文農耕論へのアプローチ

書誌事項

畑作文化の誕生 : 縄文農耕論へのアプローチ

佐々木高明, 松山利夫編

日本放送出版協会, 1988.1

タイトル読み

ハタサク ブンカ ノ タンジョウ : ジョウモン ノウコウロン エノ アプローチ

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注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

稲作が伝わる以前の縄文時代、わが国に「農耕」と呼びうるものは存在したのか。作物はいかにして意図的に栽培されるに至ったのか—。先史農耕の痕跡に科学的分析を加えた最新の成果に立脚し、学際的な視野から畑作農耕の成立と展開を探る。

目次

  • 序章 日本における畑作農耕の成立をめぐって
  • 第1部 バイオ・アーケオロジーからの接近(縄文時代の環境と生業—花粉分析の結果から;古代のイネ科植生;電子顕微鏡でみる縄文時代の栽培植物)
  • 第2部 作物と雑草をめぐる諸問題(野菜の系譜—地方品種の来た道;ソバの系統とその起源を探る;ヒエ・アワ畑の雑草;雑穀の栽培と調理)
  • 第3部 日本の基層文化との関連(シベリアの先史農耕と日本への影響;縄文人の生業—その生態的類型と季節的展開;縄文文化の成熟と植物栽培の意味;稲わらと植物繊維—稲作以前の植物利用を復元する;「ハタ」と「ハタケ」—地域差と信仰;先農耕段階とその類型—農耕起源論と関連して;総合討論 縄文の畑作農耕とその検証の可能性をめぐって)

「BOOKデータベース」 より

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