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教育危機の経済学

馬場宏二著

(御茶の水選書)

御茶の水書房, 1988.2

Title Transcription

キョウイク キキ ノ ケイザイガク

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Description and Table of Contents

Description

ほんらい、経済は生活の手段であって目的ではない。それを目的と化したのは資本主義である。宇野弘蔵に従えば、資本とは自己増殖する価値の運動体、わかりやすくいえば、無限にカネモウケをしたがる、それ以外には目的のないカネである。それが社会の主体となった。人々はこの資本の魂に従い、また、それを支える。労働にはそれ自身生活としての面があるのだが、資本が主体となった社会では、たんに資本の自己増殖の手段となる。戦後には、この資本の魂が、経済成長として社会共通の目的にされた。

Table of Contents

  • 教育危機の経済学
  • 子供たちが疲れている
  • 富裕化と社会科学
  • 日本会社主義への視点
  • 会社主義の挑戦
  • 現代の社会喜劇
  • 核と想像力
  • 民活と社会主義
  • 立ち止って考えれば
  • 今要ること三つ
  • 資本主義・社会主義・会社主義
  • 虚業の暴走と大恐慌
  • 現代日本の焦点—経済的側面から
  • やぶにらみアメリカ論
  • 管見 四つの現代化
  • 北京の宇野理論
  • カール・ポラニー
  • 経済・法・国家
  • 世界資本主義論は確立したか
  • 宇野理論に新段階?

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Details

  • NCID
    BN02012265
  • ISBN
    • 4275007948
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    330p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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