人類学とはなにか : その知的枠組を問う
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人類学とはなにか : その知的枠組を問う
(文化人類学叢書)
紀伊國屋書店, 1984.7
- Other Title
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Le savoir des anthropologues
人類学とはなにか
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ジンルイガク トワ ナニカ : ソノ チテキ ワクグミ オ トウ
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参考文献: p243-253
Description and Table of Contents
Description
19世紀末のアメリカ合衆国。白人たちの「フロンティア」は西へ進行し、先住民たるインディアンのほとんどはいまや支配下におかれていた。旧来の生活様式を失い、不公正な行政に苦しむ彼らのあいだに、このとき一つの宗教が生まれる。やがてメシアが到来して、死んだ祖先たちを甦らせこの世を楽園として再生してくれる、その実現のためには、儀礼をおこない全員で踊りつづけなければならない—このような千年王国的な信念に支えられた宗教運動が、「ゴースト・ダンス」である。この運動がどのように展開したが、白人とのあいだにどんな軋轢をうんだかを、著者ムーニーは細胞の観察と綿密な取材調査にもとづいていきいきと描き出していく。
Table of Contents
- 第1章 失われた楽園
- 第2章 救世主ウォヴォカ
- 第3章 ゴースト・ダンスの教義
- 第4章 ロッキー山脈西部のゴースト・ダンス
- 第5章 ロッキー山脈東部のゴースト・ダンス—スー族のゴースト・ダンス
- 第6章 スー族の叛反—シティング・ブルとウンデッドニー
- 第7章 叛反の終結—南部におけるゴースト・ダンス
- 第8章 ゴースト・ダンスの儀式
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