自然観の展開と形而上学 : 西洋古代より現代まで

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自然観の展開と形而上学 : 西洋古代より現代まで

井上庄七, 小林道夫編

紀伊國屋書店, 1988.4

タイトル読み

シゼンカン ノ テンカイ ト ケイジジョウガク : セイヨウ コダイ ヨリ ゲンダイ マデ

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内容説明・目次

内容説明

現代の科学文明が提起する哲学上の諸問題を考える場合には、近代科学を生み出し、科学と人間の関係をめぐる諸問題について最も考察を重ねてきた西洋哲学の展開をまず踏まえなければならない。本書は、古代から現代にいたる西洋哲学の展開に題材を求め、哲学の根本問題のうち、自然観と形而上学の関わりという問題を共通のテーマとして執筆されたものである。

目次

  • 第1部 古代・中世哲学における自然学と形而上学(プラトンにおける自然学の可能性;デモクリトスとアリストテレス;トマスの宇宙論と「運動に基づく神の存在証明」;ボナヴェントゥラの〈種子的原理〉)
  • 第2部 近世哲学における自然学と形而上学(デカルトにおける知覚、科学、形而上学;ライプニッツにおける形而上学と自然学;ジョン・ロックと微粒子説;カントにおける自然学と形而上学;実証哲学の誕生)
  • 第3部 現代哲学における科学認識論と形而上学(ウィトゲンシュタインにおける言語の自律;クワインの自然主義と哲学;現代科学哲学における反実在論)

「BOOKデータベース」 より

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