幻想の伝統 : 世紀末と象徴主義
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幻想の伝統 : 世紀末と象徴主義
筑摩書房, 1988.2
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ゲンソウ ノ デントウ : セイキマツ ト ショウチョウ シュギ
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Description and Table of Contents
Description
黄昏の残光に映える、ヨーロッパ世紀末の美と憂愁。ボードレール、プルースト、ワーグナー、ガウディ、ヴィスコンティ…。「象徴主義」論を中心とした文学・美術・音楽論集。
Table of Contents
- 世紀末象徴主義—ボードレールとワーグナーにそって
- ボードレール、美術批評の現代性
- プルーストの『楽しみと日々』
- 変容する「空間」—『ジャン・サントゥイユ』について
- 聖なる自然—プルースト
- バロック音楽の〈歓び〉
- バッハの奇蹟—生誕300年にちなんで
- グールドり『ゴールドベルク変奏曲』
- 『マタイ受難曲』におけるバッハの精神
- 音楽と〈聖なるもの〉—モーツァルトと「生死」
- 精神の風景—白井晟一論
- 中世、ビザンチンの「夢」—シシリアの教会
- ダンテの〈古代〉と「愛」—『神曲』について
- フィレンツェとルネサンス
- グリューネウァルトの「祭壇画」
- 西欧「ブラゾン」の系譜
- ワトーの「時間」の美学
- 「幻想」の伝統—アントニオ・ガウディ論
- ピカソの「ミノタウロス」
- 神話への回帰—ルキノ・ヴィスコンティ論
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