スタンダールの復活 : 革命・社会・文学

書誌事項

スタンダールの復活 : 革命・社会・文学

岡田直次著

(NHKブックス, 549)

日本放送出版協会, 1988.4

タイトル別名

スタンダールの復活 : 革命社会文学

タイトル読み

スタンダール ノ フッカツ : カクメイ・シャカイ・ブンガク

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内容説明・目次

内容説明

生前読まれることなかった“時代の先駆者”がその没後、熱狂的な読者を獲得してゆく軌跡を、19世紀フランス史の激流のなかに辿る。

目次

  • プロローグ 予言
  • 第1章 「赤」と「黒」の歴史—大革命から七月革命まで(フランス革命とスタンダール;ナポレオンとスタンダール;王政復古—「黒」の時代;『赤と黒』の成立)
  • 第2章 ブルジョワ貴族の覇権—7月革命から2月革命まで(ブルジョワ王政の時代;ビュシエールの『スタンダール論』—大いなる逆説家;7月王政下のパリ)
  • 第3章 フランス最後の宮廷—第2帝政(華のパリ;レアリスム論争;エルム・カロの『スタンダール論』—大罪人ジュリアン;テーヌの『スタンダール論』—優れた精神)
  • 第4章 パリ庶民の叙事詩—第三共和国と自然主義(ジャーナリスト=ゾラ;『居酒屋』まで;ゾラの『スタンダール論』—形而上的青年)
  • 第5章 英雄待望の時代—世紀末の第三共和国(ドイツの脅威;ブーランジェ将軍事件;ブールジェの『スタンダール論』—社会反逆者ジュリアン;ジュリアンの真実)
  • エピローグ ダンディからスノブまで

「BOOKデータベース」 より

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