物理学的世界像の発展 : 今日の科学批判によせて
著者
書誌事項
物理学的世界像の発展 : 今日の科学批判によせて
岩波書店, 1988.9
- タイトル読み
-
ブツリガクテキ セカイゾウ ノ ハッテン : コンニチ ノ カガク ヒハン ニ ヨセテ
大学図書館所蔵 件 / 全152件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
科学的なものの観方の本質を問う。科学に危機の原因は要素還元主義にあるとする「ポストモダーン」の批判に、第一線の物理学者が真向から答える。古典物理学の成立から、量子論と相対論の誕生、ゲージ統一理論にいたる物理学の発展を跡づけ、時間と空間、物質についての人間の認識は、主体の枠組に依存しない客観的なものへと近づいていく弁証法的な過程であることを、確実な筆致で浮き彫りにする。
目次
- 1 序章
- 2 古典力学をふりかえる
- 3 熱力学と多様性の世界
- 4 電磁場の理論とエーテルの力学
- 5 古典理論の終焉と相対論・量子論の誕生
- 6 今日の素粒子観と自然哲学
- 7 量子力学の基礎
- 8 相対論的場の量子論と「ゲージ原理」
- 9 終章
「BOOKデータベース」 より