Bibliographic Information

フォノンとは何か : 音波と量子の世界

木暮嘉明著

(Frontier science series / 大槻義彦, 森本雅樹編, 024)

丸善, 1988.9

Title Transcription

フォノン トワ ナニカ : オンパ ト リョウシ ノ セカイ

Available at  / 142 libraries

Note

参考のために: p160

Description and Table of Contents

Description

「石橋を叩いて渡る」という諺があるが、叩いた時の音を聴くことで、石の内部の欠陥を知ることができる。同様に様々な物質中を伝搬する音波を測定することによって物質のミクロな状態や運動を知ることができる。これが音波物性といわれる研究分野である。また音波の振動数が非常に大きくなると、実は熱振動と同じものとなりそこでは量子力学的な性格をもつ粒子とみなされるようになる。これが本書のテーマ“フォノン”(音響量子)である。本書では、フォノンを中心に音波物性の話を、様々な応用と将来展望を交えてやさしく解説する。

Table of Contents

  • 1 音波の性質と測定
  • 2 格子欠陥と音波
  • 3 トンネル原子系の共鳴
  • 4 量子化された音波—フォノン
  • 5 熱伝導とフォノン散乱
  • 6 フォノンの伝搬—音と熱の接点
  • 7 フォノン物理の展望

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Details

  • NCID
    BN02609552
  • ISBN
    • 4621033093
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    x, 160p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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