化学史・常識を見直す : 教科書の誤りはなぜ生まれたか?
著者
書誌事項
化学史・常識を見直す : 教科書の誤りはなぜ生まれたか?
(ブルーバックス, B-747)
講談社, 1988.9
- タイトル別名
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化学史・常識を見直す : 誤りはなぜ生まれたか?
- タイトル読み
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カガクシ ジョウシキ オ ミナオス : キョウカショ ノ アヤマリ ワ ナゼ ウマレタカ
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注記
第2刷(1989.7刊)の書名関連情報:誤りはなぜ生まれたか?
内容説明・目次
内容説明
化学史上の事実として世間に流布しているもののなかには、誤りや、誤りとはいえないまでも不正確なものが少なくない。その、いわば「常識のウソ」について考えようというのがこの本の趣旨である。
目次
- はじめに—「常識のウソ」の生まれる土台
- 質量保存の法則は発見されたのか—ラヴワジエは何をしたか
- ドールトン神話の形成—化学教科書に見られる誤解
- 「定比例の法則」論争—勝ったのはベルトレかプルーストか
- アヴォガードロは分子概念を提起したか—「常識」への挑戦
- 原子量が先か当量が先か—19世紀と現代におけるその消長
- 尿素の合成と生気論—ヴェーラーの尿素合成は生気論を打ち破ったか
- 周期律の発見者はだれか—なぜメンデレーエフが発見者とされるのか
- 原子構造論の誕生とスペクトル—ボーアはバルマー公式を説明したかったのか
- 化学教育への化学史導入の意味—化学史の現状から
「BOOKデータベース」 より