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近世日本と日中貿易

任鴻章著

(東アジアのなかの日本歴史, 4)

六興出版, 1988.12

タイトル読み

キンセイ ニホン ト ニッチュウ ボウエキ

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内容説明・目次

内容説明

近世初頭、日中両国は西力東漸の衝撃を受け、日本は鎖国、中国は閉関をしてヨーロパの商業資本を閉め出した。以来、日中両国は国交のないまま、双方を主な貿易国としたが、中世以来の伝統的な貿易形態を克服できず、ヨーロッパ諸国のような国家の商業資本の発達を促進させなかった。それが近世のアジアがヨーロッパに立ち遅れた原因の一つであることを指摘する。

目次

  • 序章 近世初期日本の国際貿易
  • 第1章 江戸幕府の鎖国と日中貿易
  • 第2章 日清長崎信牌貿易制の確立
  • 第3章 海外への窓口—長崎
  • 第4章 長崎貿易における清政府の独占
  • 第5章 清政府の商船輸出入管理
  • 第6章 日中貿易の品目
  • 終章 近世日中・日蘭貿易の比較

「BOOKデータベース」 より

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