数学の歴史
著者
書誌事項
数学の歴史
(講談社学術文庫, [844])
講談社, 1988.9
- タイトル別名
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The history of mathematics
- タイトル読み
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スウガク ノ レキシ
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注記
底本は1979年紀伊國屋書店刊
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内容説明・目次
内容説明
数学は勝れて抽象的な学問である。しかし、だからといって数学が社会や世俗の人間活動から孤立して発展してきたわけではない。また数学者が、その人間的関心の全てを二六時中数学に集中し続けているわけでもない。それが証拠に、確率論は賭博と縁が深い。という次第で、著者は、〈数学〉を主人公にしながらも〈社会〉を断念しない数学史の記述という難題に挑んだ。あふれる機知と興味深い逸話の数々。比類のない人間臭い数学史の成立。
目次
- なんのために、数学の歴史はあるのか
- なにゆえに、数学はギリシアに始まった、といわれるのか
- いかにして、古代世界は数学を失ったか
- なにゆえに、中世の数学史を語ることは、困難なのか
- いかにして、新しい時代の新しい数学は始められたか
- なにゆえに、啓蒙時代は科学時代ではなかったのか
- なにを、資本主義は数学にもたらしたか
- いかにして、現代数学の基本概念は用意されていたか
- なにゆえに、集合論が「革命的」であったのか
- なにゆえに、数学は「抽象化」したか
- いかに、数学は現代につきささっているか〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より