シチリア・マフィアの世界
著者
書誌事項
シチリア・マフィアの世界
(中公新書, 904)
中央公論社, 1988.12
- タイトル別名
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シチリアマフィアの世界
- タイトル読み
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シチリア マフィア ノ セカイ
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注記
主要参考文献: p206-210
内容説明・目次
内容説明
マフィアをシチリアを源とする犯罪組織とする見方があるが、本来は、シチリアの苛酷な風土・圧制の下で育まれた、名誉と沈黙を尊ぶ民衆の行動規範を意味する。民衆の「生の顕示」である特質を変え、犯罪組織としてイタリア近・現代政治を動かしたマフィアの実像に迫る。
目次
- 1 マフィアの誕生(名誉とオメルタ;農村から都市へ)
- 2 マフィア王国の成立(幼虫から蝶へ;ノタルバルトロ殺人事件;シチリア・ファッシ;初代の大ボス、ドン・ヴィート)
- 3 ファシズムとマフィア(マフィアとファシズムの共存期;「鉄の知事」モーリのマフィア撲滅政策)
- 4 シチリア独立運動と山賊とマフィア(連合軍シチリア上陸作戦への協力;シチリア独立運動;山賊ジュリアーノの生涯)
- 5 企業家としてのマフィア(大土地所有制は死に、マフィアは生き残った;シチリア・マフィアとコーザ・ノストラの連携)
「BOOKデータベース」 より