書誌事項

谷崎潤一郎

秦恒平著

(筑摩叢書, 331)

筑摩書房, 1989.1

タイトル読み

タニザキ ジュンイチロウ

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内容説明・目次

内容説明

谷崎の文学は、母性をモチーフとするいわば〈源氏物語体験〉が大きな底流をなしている。丹念な読み、その私生活に深く探り込む作業、そして鋭い想像力を駆使した執拗な追求によって、巨大なる谷崎の世界を明らかにする作家論。読み手が作家と通じて相わたる—これはしあわせなことである。著者多年の〈谷崎愛〉の結晶。1976年初版を増補改編した定本。

目次

  • 谷崎潤一郎論
  • 夢の浮橋
  • 蘆刈
  • 春琴抄
  • 谷崎の妻
  • 谷崎の歌
  • 谷崎潤一郎論の論

「BOOKデータベース」 より

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