藤村随筆集
著者
書誌事項
藤村随筆集
(岩波文庫, 緑(31)-024-7)
岩波書店, 1989.3
- タイトル読み
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トウソン ズイヒツシュウ
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注記
底本: 『藤村全集』第6・9・13巻 (筑摩書房, 1967年)
内容説明・目次
内容説明
晩年の島崎藤村は、「簡素」という言葉を愛用し、食物では青紫蘇を添えた冷奴や胡瓜もみを好んだといわれるが、彼の生涯は自分の鬱屈した脂っこい体質を克服し、簡素・平俗に至ろうとする苦闘の過程であった。その意味で、率直に自己を語り、しなやかな人生観を示す藤村のエッセイからは、その実像が鮮やかに浮かびあがる。80余篇収録。
目次
- 言葉の術
- 生の跳躍
- オスカア・ワイルドの言葉
- 太陽の言葉
- 春を待ちつつ
- 写生
- 青年の書
- 単純なる心
- 歓楽の時、活動の時
- 浅草にて抄
- 秋の歌
- 北村透谷27回忌に
- 故樋口一葉
- 偶像の破壊
- 緑雨
- 長谷川二葉亭を悼む
- 中沢臨川君を憶う
- 鴎外漁史
- 有島武郎君のこと
- 芥川竜之介君のこと
- 小山内薫君
- 田山花袋との最後の対面
- 沢木梢君のおもいで
- 学院時代の戸川秋骨君〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より