脳死の人 : 生命学の視点から
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脳死の人 : 生命学の視点から
東京書籍, 1989.3
- タイトル読み
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ノウシ ノ ヒト : セイメイガク ノ シテン カラ
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文献一覧:p234-237
内容説明・目次
内容説明
「脳死の倫理問題」とは本当のところ、いったい何なのでしょう?私は、「脳死の倫理問題」の本質は、脳死になった人とそれを取り巻く人の、人と人との関わり方の問題であると考えます。脳死を追求してゆくと、そこには現代社会の抱えるさまざまな問題、たとえば現代社会の効率性、現代医療の部分主義、医師の啓蒙観などが、じつにクリアーに見えてきます。
目次
- 1章 脳死とは人と人との関わり方である
- 2章 集中治療室とはどのような場所か
- 3章 臓器移植の光と影
- 4章 脳死身体の各種利用とは何か
- 5章 私の死と他者の死
- 6章 現代医療の部分主義について
- 7章 効率性とかけがえのなさ
- 対談 脳死と臓器移植の本当の問題(杉本健郎・森岡正博)
「BOOKデータベース」 より