分裂病者の行動特性
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分裂病者の行動特性
金剛出版, 1989.3
- タイトル読み
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ブンレツビョウシャ ノ コウドウ トクセイ
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注記
文献: p241-245
内容説明・目次
内容説明
分裂病についての研究は、これまでさまざまな角度から精力的に行なわれてきたが、今日にいたるも、依然としてその全貌は明らかにされていない。一臨床医として、多くの分裂病者と接してきた著者は、彼らに認知障害や過覚醒、常識と共感能力の欠如、また自我境界の曖昧さや時間性の病理など、いくつかの印象深い特性を見出す。そしてそれらを症状論的に列挙することによって、彼らの全身像を描き出し、さらに近年発展した精神生理学や実験心理学の成果を取り入れて分裂病者の輪郭をより鮮明に浮き彫りにしながら、その治療と接し方への方途をも示してゆく。
目次
- 第1部 行動特性の列挙(認知障害と過覚醒;常識と共感覚;自我境界;時間性)
- 第2部 各特性相互の関係と分裂病者の全身像(分裂性人格の形成とその生の戦略)
- 第2章 分裂性人格者の破綻としての急性精神病状態(認知障害と過覚醒;常識と共感覚;自我境界;時間性)
- 第3部 分裂病者との接し方—まとめに代えて
「BOOKデータベース」 より