分子細胞生物学
著者
書誌事項
分子細胞生物学
東京化学同人, 1989.4-1989.10
- 上
- 下
- タイトル別名
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Molecular cell biology
- タイトル読み
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ブンシ サイボウ セイブツガク
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注記
他の訳者: 丸山工作, 石川統, 山本啓一, 三井恵津子
参考文献: 各章末
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784807903177
内容説明
生命科学の発展のすばらしさは目を見張るばかりである。遺伝子の構造とその情報発現、遺伝子産物のタンパク質の構造と機能が明らかになるにつれ、生物の構成単位である細胞についても新しい見地から理解がとどくようになった。本書は、この意味でまさに新しい生物学の教科書である。生化学、分子遺伝学、細胞学といったそれぞれの分野が統合されて、生きている細胞のつくりとはたらきが述べられている。
目次
- 細胞生物学の歴史
- 第1部 分子細胞生物学序論(エネルギーと化学反応;細胞内の分子;タンパク質と核酸の合成;細胞の構成;分子細胞生物学の実験材料;分子細胞生物学の実験方法)
- 第2部 遺伝子の発現、構造、複製(RNA合成と原核生物の遺伝子制御;真核生物でのRNA合成とプロセシング;真核生物の染色体と遺伝子:一般的構造と性質;真核生物の染色体と遺伝子:分子解剖技術;真核生物の遺伝子制御;DNA合成、修復、組換え)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784807903184
内容説明
今日の生物学は、10年前に生物学者が教えていたものとは、まるきり違っている。いまではヒトを含めて、真核細胞の遺伝子の構成と発現には、全く別の分子的法則が支配していることが示されている。遺伝の機構とその調節の理解で進んだばかりでなく、細胞小器官と特異的な細胞タンパク質の構造と機能の研究が長足の進歩を遂げた。この最近の知識を整理して理解するためには、遺伝学、生化学、細胞生物学とべつべつの分野に分けられていた知識を新しく体系化することが必要なる。分子細胞生物学はこの新しい生物学の要点を示すのが目的である。
目次
- 第3部 細胞の構造と機能(細胞膜;細胞膜と物質輸送;細胞から細胞への信号:ホルモンと受容体;神経細胞と細胞膜の電気的性質;細胞骨格と細胞運動:微小管;細胞骨格と細胞運動:アクチン‐ミオシン系;エネルギー変換:葉緑体、ミトコンドリア、細菌でのATP合成;細胞小器官の構築)
- 第4部 細胞の変化(細胞特異性の発生;がん;免疫;細胞の進化)
「BOOKデータベース」 より