フランクフルト学派再考
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フランクフルト学派再考
弘文堂, 1989.7
- タイトル読み
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フランクフルト ガクハ サイコウ
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注記
執筆: 三島憲一ほか
付: 参考文献
収録内容
- 理論と実践の間(はざま) : フランクフルト学派の逆説的影響 / 三島憲一 [執筆]
- アドルノ対ハバーマス? / 徳永恂 [執筆]
- アドルノにおける弁証法の問題 : 『否定弁証法』を読む / 渡辺祐邦 [執筆]
- ハーバーマスの真理論 / 藤澤賢一郎 [執筆]
- ミメーシス : アドルノのキイ概念をめぐって / 三光長治 [執筆]
- アドルノにおける音楽と〈自然〉および〈自然支配〉 / 龍村あや子 [執筆]
- 競技者ベンヤミン / 小岸昭 [執筆]
- フランクフルト学派と家族研究 / 森田数実 [執筆]
- ハーバーマス以後の社会理論 : オッフェの後期資本主義国家論 / 山口節郎 [執筆]
- ホルクハイマー生誕百年によせて / ユルゲン・ハーバーマス [執筆] ; 徳永恂, 細見和之訳
- 管理された世界への移行 : マクス・ホルクハイマー/テオドール・W・アドルノ『啓蒙の弁証法』再読 / アルフレート・シュミット [執筆] ; 大貫敦子訳
内容説明・目次
内容説明
『啓蒙の弁証法』のネガティヴィズムは、西欧的理性の崩壊ではなくむしろその自己批判能力の証しではなかったか。わが国を代表する9名の論者が、この〈学派〉とその〈後継者〉の思想の襞に分け入りつつ、状況の最深部で時代に対峙する批判理論のアクチュアリティを多角的に浮かび上がらせる書下し論集。ハーバーマスとA.シュミットの短篇を付す。
目次
- 1 問題状況(理論と実践の間;アドルノ対ハバーマス?)
- 2 哲学的基礎(アドルノにおける弁証法の問題;ハーバーマスの真理論)
- 3 芸術の根源(ミメーシス;アドルノにおける音楽と〈自然〉および〈自然支配〉;競技者ベンヤミン)
- 4 社会理論の水路(フランクフルト学派と家族研究;ハーバーマス以後の社会理論)
- 付篇 自己証言(ホルクハイマー生誕百年によせて;管理された世界への移行)
「BOOKデータベース」 より