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宗教と近代科学の勃興

R・ホーイカース著 ; 藤井清久訳

すぐ書房, 1989.5

Other Title

Religion and the rise of modern science

Title Transcription

シュウキョウ ト キンダイ カガク ノ ボッコウ

Available at  / 81 libraries

Description and Table of Contents

Description

科学思想における根源的な革命が、16世紀と17世紀とに生じた。しかるにコペルニクスからニュートンにいたる時代に築き上げられた古典的近代科学のもとでは、古代科学と中世科学のほとんどが無価値で無益なものと化した。近代科学はなぜ、ヨーロッパで、しかも特定の時代に生じ、なぜ他の場所で、あるいはべつな時代に生じなかったのかを問い直す本書は、科学革命の本質に新たな光を投ずるとともに、現代の科学技術のひずみにも鋭くせまっていく。

Table of Contents

  • 第1章 神と自然(ギリシアの見解;『聖書』の見解;世界の父、建設者、そして創造主;機械論的世界像;機械論者による有機体的世界観にたいする批判;自然主義への徹底した批判)
  • 第2章 理性と経験(古代と中世とにおける合理主義と経験主義;17世紀初頭における経験主義と合理主義;デカルト主義;デカルトにたいする経験主義者の反論)
  • 第3章 自然と技芸(技芸と自然との対照;自然と技芸との同一視;人間による自然の支配)
  • 第4章 実験科学の勃興(古代における手作業と実験作業とについての評価;手作業についてのユダヤ・キリスト教の評価;初期近代科学における頭と手との協力)
  • 第5章 科学と宗教改革(科学にたいする宗教改革の影響;科学と『聖書』解釈;ピューリタン主義と科学)

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Details

  • NCID
    BN0356771X
  • ISBN
    • 4880682055
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    212p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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