だれが干潟を守ったか : 有明海に生きる漁民と生物

書誌事項

だれが干潟を守ったか : 有明海に生きる漁民と生物

山下弘文著

(人間選書, 142)

農山漁村文化協会, 1989.7

タイトル読み

ダレ ガ ヒガタ オ マモッタカ : アリアケカイ ニ イキル ギョミン ト セイブツ

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内容説明・目次

内容説明

干潟の役割をごぞんじですか。海水を浄化し魚たちの産卵、仔魚育成の場であり鳥にも豊富なエサを提供する干潟。その干潟が埋め立てられるとしたら…。若き日の野呂邦暢氏も闘った諌早湾干拓反対運動の記録。

目次

  • 第1章 いのち湧く泥の海—有明海・諌早湾の自然・生物・漁民・漁法
  • 第2章 有明海干拓史—泥と潮との闘い
  • 第3章 長崎大干拓の中止と再浮上—漁民の立場と行政の立場
  • 第4章 干拓反対運動の広がり—手を結ぶ漁民と市民
  • 第5章 淡水湖造成計画の矛盾—暮らしと遊離した湖に未来はあるか
  • 第6章 「制度の海」と「自然の海」—漁業補償大筋妥結と反対運動の拡大
  • 第7章 住民無視のアセスメント—合意を目的とすれば合意はならず
  • 第8章 最後のあがき—政治縮小そして強行突破
  • 第9章 理念なき巨大開発計画の終えん・そしてつぎに来たもの
  • 終章 干潟を知り干潟とともに—有明海・諌早湾の暮らしと未来

「BOOKデータベース」 より

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