古代貴族と地方豪族

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古代貴族と地方豪族

野村忠夫著

吉川弘文館, 1989.10

タイトル読み

コダイ キゾク ト チホウ ゴウゾク

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内容説明・目次

内容説明

律令国家確立期における中央と地方の政治状況を巧みに交錯させ、古代人の群像を活写。壬申の乱で大海人皇子の中核的兵力として戦ったミノ・ヲハリの土豪たちの動向や、西大寺造営に活躍したヒダの国造氏を探る。また、大宝令施行前後の昇進方式を、太安万侶などの貴族官人を通して解明。

目次

  • ミノ〈三野・御野・美濃〉とヒダ〈斐太・斐陀・飛騨〉(天下分け目の不破関;壬申の乱と古代美濃の豪族;尾張の古代豪族;再び律令的行政地名の確立過程について;ミノ〈三野・御野・美濃〉関係の木簡;美濃守としての笠朝臣麻呂;他田水主についての一・二の問題—美濃国から出身した一下級官;美濃国池田郡の分立;飛騨国造氏と西大寺;松実御贄)
  • 古代官僚制をめぐって(8世紀初頭における貴族官人の考選;8世紀初葉の官人体制—太朝臣安万侶を中心に;いわゆる郡散事〈仕〉について)
  • 歴史随想(酉年生まれの古代の人びと;癸亥年断想;猿石のナゲキ;乙丑年雑考 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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