書誌事項

古代東北の兵乱

新野直吉著

(日本歴史叢書 / 日本歴史学会編, 41)

吉川弘文館, 1989.11

タイトル読み

コダイ トウホク ノ ヘイラン

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注記

関係年表: p284-286

参考文献: p287-288

内容説明・目次

内容説明

従来の蝦夷征伐史観の呪縛から離脱し、律令制形成期における蝦夷の第一次抵抗に起因する兵乱と、奈良時代末の自主性回復を目指す第二次抵抗としての兵乱を、史料に忠実に追求。伊治呰麻呂の乱の意味、坂上田村麻呂・紀古佐美ら名将たちの兵略と、対する阿弖流為の力の判断、などを考える。弓馬の術に巧みな蝦夷勢を撃滅することが不可能なことを論証。

目次

  • 緒章 東北史伝承期の兵乱
  • 1 北狄との戦い
  • 2 奈良朝初期の兵乱
  • 3 第2次抵抗としての兵乱へ
  • 4 第2次抵抗兵乱の展開
  • 5 いわゆる桓武朝征夷前半の兵乱
  • 6 坂上田村麻呂征夷とその周辺
  • 7 弘仁期綿麻呂征夷の実態
  • 8 災異と兵乱
  • 終章 武士の兵乱へ

「BOOKデータベース」 より

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