尾張藩江戸下屋敷の謎 : 虚構の町をもつ大名庭園

書誌事項

尾張藩江戸下屋敷の謎 : 虚構の町をもつ大名庭園

小寺武久著

(中公新書, 953)

中央公論社, 1989.12

タイトル読み

オワリハン エド シモヤシキ ノ ナゾ : キョコウ ノ マチ オ モツ ダイミョウ テイエン

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注記

参考文献:p181-183

内容説明・目次

内容説明

江戸最大の別邸尾張藩下屋敷は戸山荘と称された。東海道を写す大庭園には四季を彩る花木やお花畑、流れる清流を溯れば水音を響かせる滝の飛沫が樹木を濡らし、所所に茶室が設けられ、池中の島には弁天堂が祀られるなど様々な趣向が凝らされていた。しかも、なぜか30数軒の町並みがあり、酒屋や薬屋・本屋などの店頭には本物の品々が並べられ、将軍たちも散策にたびたび訪れた。今、まったく姿を消した戸山荘の全像を復元・検証する。

目次

  • 序章 東京の箱根山
  • 1章 戸山荘の造営
  • 2章 戸山の春
  • 3章 虚構の町「御町屋」
  • 4章 武家たちの聖域
  • 終章 戯作的建築

「BOOKデータベース」 より

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