書誌事項

食料科学バイオテクノロジー

木村光編

培風館, 1989.12

タイトル読み

ショクリョウ カガク バイオテクノロジー

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注記

執筆者: 宮田満ほか

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

本書は、現実の食料生産におけるバイオテクノロジーの状況を概観し,その役割や成果を認識することができるよう企画されたものである。すなわち、動物・植物・微生物による新しい細胞機能の活用問題のみならず、土壌問題から法律問題をも含む広い領域におけるバイオテクノロジーの現状を,第一線の研究者によって具体的にわかり易く解説したものである。生物工学の現状を把握するためにも、また食料問題の将来を考えてゆくためにも、貴重な参考資料となろう。

目次

  • 1 新しい食料科学の展望(アグロ・フードビジネスの将来展望;土と食料生産;機能性食品とその作製基盤;食物と活性酸素;圧力の食品分野への導入と高圧生物科学;食品バイオテクノロジーと知的財産権)
  • 2 食用植物の育種改良(食用植物の遺伝子組換え;バイオテクノロジーによる蔬菜類の開発;細胞融合による食用植物の育種;ハイブリッドライスの育種;植物二次代謝産物としてのサフランの生産;遺伝子操作による大豆タンパク質の高品質化)
  • 3 動物性食料の改良と新資源の確保(家畜の改良・増殖分野での新技術;牛肉の生産;乳タンパク質の改良;海洋タンパク質資源の利用;魚類の成長ホルモンの微生物生産とその利用)
  • 4 微生物育種の将来(有用微生物の育種と物質生産への利用;パン酵母の育種;デンプン直接発酵酵母の育種;高香気生成酵母の育種;氷核活性細菌による凍霜害と、その食品への利用;窒素固定菌の育種)

「BOOKデータベース」 より

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