神の痕跡 : ハイデガーとレヴィナス

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神の痕跡 : ハイデガーとレヴィナス

岩田靖夫著

岩波書店, 1990.1

タイトル読み

カミ ノ コンセキ : ハイデガー ト レヴィナス

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内容説明・目次

内容説明

存在への問い、西欧形而上学を導いたこの根本的な経験は、果してそのはてに他者を問いうる場=倫理的な次元をひらくだろうか…ギリシア悲劇に、〈無〉と〈存在〉の演劇的な結晶を読み、“問いの道”の二つの終末形態、ハイデガーの〈存在〉とレヴィナスの〈神〉とを対比する。神々と人間をめぐるギリシアの思索から、無人称の存在の経験を介して、他者に神の痕跡を見出す倫理の地平へ。世界の主観への回収を帰結しない思考の次元の探究。思想の全重量を託したダイアローグ。

目次

  • 自由と運命—ソフォクレスの悲劇的人間像
  • 存在への接近—ハイデガーの根拠
  • 他者の痕跡
  • 存在とは違って—レヴィナスの神
  • 存在の経験

「BOOKデータベース」 より

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