ナマコの眼
著者
書誌事項
ナマコの眼
筑摩書房, 1990.1
- タイトル別名
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Namako no me
- タイトル読み
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ナマコ ノ メ
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注記
参考文献: 巻末p36-66
内容説明・目次
内容説明
ナマコ—この奇妙に魅力的な生物の視座から、アジアと日本の歴史を眺めてみると、何が見えてくるだろう。アジアへの眼差しを深め続ける〈歩くひと〉鶴見良行が、十五年の熟成を経て、遂に完成した歴史ルポルタージユ大作。90年代の、新しい世紀のはじまりへ向けて、日本のゆくえを考える全ての読者に、いま開かれる。
目次
- 大平洋の島々(台所の実験;パラオ女性の教え;真珠とからゆきさん;クック船長の赤い羽;マニラメンとナマコ語;フィジーの混乱)
- アボリジニーの浜辺(オーストラリア史の仕組み;東と西の谷間;マカサーンの出漁;揺れる国境;料亭バグースのこと;バッファローの旅;赤い靴の連想;墓に眠る人びと;階段踊り場の説)
- 〈東インド諸島〉の人びと(魔女;海港マカッサル;テルテナの領土;大きな踊り場;スルー;海賊と奴隷;華人)
- 漢人の北から(俵物三品;平民食;伊勢・志摩の串;風に飛ぶ仙人;アイヌ勘定;明治という時代;半島と列島;ゼラチン食の流れ)
「BOOKデータベース」 より