文明としての農業 : 生命産業コンプレックスの提唱

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文明としての農業 : 生命産業コンプレックスの提唱

小島慶三著

ダイヤモンド社, 1990.3

タイトル読み

ブンメイ トシテノ ノウギョウ : セイメイ サンギョウ コンプレックス ノ テイショウ

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内容説明・目次

内容説明

農業や林業を出荷額だけでみるとGNPのわずか3%にしかならない。これは、GNPというものが「フロー」の集積のうえで成り立つ数字だからである。しかし、農業は「フロー」でとらえてはならない。「ストック」としての面に大きな意味がある。つまり農業は、短期的なコストと利益の相関ではなく、国民的な財産と考えるべきなのである。それだけの意識転換で農業に対する見方はずいぶん変わってくる。

目次

  • プロローグ 「農」受難の時代に
  • 1章 「農」の本質を考える(食糧の国際分業はほんとうに可能か;「農」を忘れた文明は滅びる;農業は国土をメインテインしている;いまこそ「農」を考えるとき)
  • 2章 「農」の現状を考える(「農」はなぜ過保護といわれるのか;日本の農業システムは世界に通用する)
  • 3章 「農」の可能性を考える〈1〉(制約があるからこそ可能性も開ける;情報化社会と農業;生命産業コンプレックスの提唱)
  • 4章 「農」の可能性を考える〈2〉(農と工、地方と都市の融合;すべての道は「農」に通じる)
  • エピローグ 「農」こそ21世紀型産業

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN04570786
  • ISBN
    • 4478930074
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vi,216p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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