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自由民権の地下水

色川大吉著

(同時代ライブラリー, 22)

岩波書店, 1990.5

タイトル読み

ジユウ ミンケン ノ チカスイ

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注記

『困民党と自由党』(1984年 揺籃社刊)所収の「困民党と自由党」及び「困民党の思想」、『明治精神史』(1964年 黄河書房刊)所収の「自由民権運動の地下水を汲むもの」から構成

内容説明・目次

内容説明

北村透谷の足跡をたずねて踏みこんだ三多摩の地に自由民権運動の膨大な史料が隠されていた。近代民衆思想史を開拓した著者の代表的論稿「困民党と自由党」「自由民権運動の地下水を汲むもの」等をはじめて一巻に収録。

目次

  • 困民党と自由党—武相困民党をめぐって(全国的な展望と争点;武相の困民党の騒擾過程;騒擾過程の最初局面—苦悩する指導者と流民の惨野)
  • 自由民権運動の地下水を汲むもの—透谷をめぐる青春群像(民権期の透谷研究を通して—思想史方法上の試み;石坂公歴の生涯—自由の揺籃のなかから;豪農民権家の内部構造—透谷と公歴の訣別の意味;激化の事件をめぐる青年群像—「時運来」から「世運傾頽」へ;農民騒擾と透谷—社会革命的終末観の源流)
  • 困民党の思想—須長漣造論

「BOOKデータベース」 より

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