南原繁対話民族と教育
著者
書誌事項
南原繁対話民族と教育
東京大学出版会, 1966
- タイトル別名
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南原繁対話 : 民族と教育
- タイトル読み
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ナンバラ シゲル タイワ ミンゾク ト キョウイク
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注記
対話者: 丸山真男ほか
内容説明・目次
内容説明
本書に収められている十篇の対話は、いずれも最近十年の間、さまざまの機会に試みられ、当時雑誌や新聞に登載されたものである。それらを通じて取り上げられているのは主として「民族」の問題である。それは単に自然的=地縁・血縁的な民族でなくして、新しいネーションとナショナリズムの理念である。その場合、決定的要因を成すものは、民族を形成する人間と文化理想である。民族の復興ないし再生は、ひとえに歴史とともに発展する自由の理念と、それを人間個性と文化の上に確立する教育の問題にかかっている。「対話」はこれらの問題をめぐって、多くのことが、その背景ないし前景として語られている。
目次
- 戦後日本の精神革命—対話者・丸山真男
- 「ナショナリズム」をめぐって—対話者・大塚久雄・福田歓一
- 現代政治の背後にあるもの—対話者・パウル・ティーリッヒ
- タゴールからネールへ—対話者・P・C・マハラノビス
- 新しい中国と日本—対話者・郭沫若
- ソヴェト・中国を旅して—対話者・大内兵衛
- 戦後教育制度改革の意義—対話者・安藤良雄
- 学問と政治—対話者・丸山真男
- 思想・信仰・人生—三谷隆正をめぐって—対話者・熊野義孝
- 教師の使命—対話者・伊藤昇
「BOOKデータベース」 より