パソコン少年のコスモロジー : 情報の文化人類学

書誌事項

パソコン少年のコスモロジー : 情報の文化人類学

奥野卓司著

筑摩書房, 1990.6

タイトル別名

パソコン少年のコスモロジー

タイトル読み

パソコン ショウネン ノ コスモロジー : ジョウホウ ノ ブンカ ジンルイガク

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注記

参考文献: p196-202

書名は奥付けによる

内容説明・目次

内容説明

パソコンの世界は、キーボードとディスプレイの間で閉じているのではなく、ディスプレイからコンピュータの宇宙へと無限に広がっている。この時ディスプレイは、こちら側からみればコンピュータの中をみる窓であり、向こう側からみればパソコン少年のコスモロジーを写す合わせ鏡である。このヒトと電子メディア装置との交感によって、パソコン少年たちは何を予感しているのだろうか?パソコン少年をフィールド・ワークして、ヒトの頭脳と電子の頭脳が情報を介して交感し合う、電子メディア時代の感性を描く。

目次

  • 1 パソコン少年のフィールド・ノート(なぜ「パソコン少年」か;「パソコン少年」とは;パソコン少年のファッションと性;パソコン少年と中島みゆき;パソコン雑誌の回路;ネットワークに背を向けて ほか)
  • 2 情報技術とコスモロジーの転換(情報の人類学的意味をめぐって;ヒトにとっての「リアリティ」;電子メディア装置の革命 ほか)
  • 3 遊動とめまいの情報民(情報社会の深化;遊動への衝動;情報化によるモノの価値の変容;情報化による「中心と周縁」の変容;情報化による男女関係の変容 ほか)
  • 4 仮構文化の近未来(マクルーハン再考;電子メディア世代のコスモロジー調査;メディア・テクノロジーの革命 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN04936163
  • ISBN
    • 4480854827
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    202p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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