精神発達と精神病理
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精神発達と精神病理
金剛出版, 1990.7
増補版
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セイシン ハッタツ ト セイシン ビョウリ
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精神発達と精神病理
1990
限定公開 -
精神発達と精神病理
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注記
執筆: 小林和ほか
内容説明・目次
内容説明
思春期やせ症の多発や境界例などの新しい病態の登場により、従来の治療方法を超えた技法が要請されるに至った。こうした病態に対処した臨床指導書として、ウィニコット、アブラハム、サリヴァン、マーラー、ガントリップ、ジェーコブソンの理論と技法を収めたのが本書の初版であった。今回の増補に当っては、新たにエリクソン、マスターソン、バリント、ビオンの理論を補い、それの実地臨床への適用を初版同様に具体的な事例をとおして紹介することにより、名実ともに精神科医・心理臨床家必読の書となった。
目次
- 序論 患者と私と古典的な精神性的発達理論
- 1 思春期の障害(Winnicott,D.W.の早期人格発達理論と思春期やせ症)
- 2 青年期の障害(自我同一性形成をめぐって—Eriksonの理論を中心に;Masterson,J.F.の青年期発達論と精神障害)
- 3 神経症と人格障害(Abraham,K.のanal sadismと強迫神経症;Sullivan,H.S.の発達論から見たグループ・ワークの意味;Mahler,M.S.の分離個体化とボーダーライン;Guntrip,H.のシゾイドメカニズムと分裂パーソナリティ)
- 4 境界例(Balint,M.の「基底欠損」論と治療;Bion,W.R.のContainerの概念と治療論)
- 5 精神病(Klein,M.の精神分析理論と治療技法—症例研究をもとに;Jacobson,E.のうつ病理論;Freud,A.の発達プロフィールからFreeman,T.の精神病論へ)
「BOOKデータベース」 より