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ニュートン主義者とイギリス革命

マーガレット・ジェイコブ著 ; 中島秀人訳

(科学史研究叢書 / 佐々木力編, 2)

学術書房 , 星雲社 (発売), 1990.7

タイトル別名

The Newtonians and the English Revolution 1689-1720

ニュートン主義者とイギリス革命 1689-1720

タイトル読み

ニュートン シュギシャ ト イギリス カクメイ

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注記

文献解題: 巻末p8-10

内容説明・目次

内容説明

なぜ、高度にテクニカルな内容を含むニュートン科学がたちまち広範に普及したのだろうか?本書はその第一の理由を、イギリス国教会内の広教主義者の思想と活動に求める。節理に導かれ、数学的に制御されたニュートンの宇宙は、安定し、繁栄する国家のモデルを提供した。広教派は、急進派・自由思想家・無神論者の攻撃から名誉革命後の教会組織と資本主義体制を守るため、ニュートン科学を積極的に唱導したのである。本書は、広教派の多くが千年王国主義を信奉していたという驚くべき事実を立証し、近代科学が成立・普及する上で、千年王国主義が果たした大きな役割を強調する。

目次

  • 広教主義派の社会理論と新哲学
  • 国教会と1688年から1689年の革命
  • 千年王国期
  • 国教会、ニュートンとボイル・レクチャーの創設
  • ボイル・レクチャーとニュートン主義の社会的意味
  • 反対派(自由思想家;熱狂主義者)

「BOOKデータベース」 より

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